神戸ボイストレーニング
HS DREAM
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神戸・六甲道でボイストレーニング教室「HS DREAM」を運営している管理人です。
「自分の歌声を録音して聴いたら、下手すぎて絶望した…」
「カラオケで歌っている自分の声が、どうしても子供っぽくて(あるいはブツブツしていて)嫌い」
ボイストレーニングを始めたい、歌が上手くなりたいと思う方の多くが、実は技術的な問題だけでなく、「自分の声そのものに対する強いコンプレックス」を抱えています。
先日も神戸市内のカラオケ店で熱心に練習されている生徒さんから、「どれだけ練習して音程が合うようになっても、自分の声の質が好きになれなくて、人前で歌う自信が持てないんです」という非常に切実なご相談をいただきました。
声を磨くうえで、技術の向上と同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが「自分の声を認めてあげるメンタルケア」です。今回は、なぜ自分の声が嫌いに聴こえるのかという脳の仕組みから、コンプレックスを克服して自分の声を「最大の武器」へと変えていくためのボイトレメンタル術を解説します。
まず知っていただきたいのは、「自分の声が嫌い・違和感がある」と思うのは、人間の身体の構造上、ごく当たり前の自然な反応だということです。
私たちが普段、自分が喋ったり歌ったりしながら聴いている声は、空気の振動だけでなく、自分の頭蓋骨や筋肉を伝って直接耳に届く「骨導音(こつどうおん)」が混ざっています。骨導音は低音が響きやすいため、自分では「深みのある落ち着いた声」だと錯覚しがちです。
一方で、録音された声や他人が聴いている声は、純粋に空気を伝わってきた「気導音(きどうおん)」だけです。
自分が「これがお馴染みの自分の声だ」と脳に記憶している声(骨導音ミックス)と、録音から聞こえてくる声(気導音のみ)に大きなギャップがあるため、脳が「これは自分ではない不気味なもの」と拒絶反応を起こしてしまいます。つまり、あなたの声が変なのではなく、単に「脳が気導音の自分の声に慣れていないだけ」なのです。
ここで、神戸・六甲道の当教室が多くの生徒さんのコンプレックスと向き合う中で確立した、独自のメンタルケアメソッドをお伝えします。
一般的なボイトレやメンタル本では「自分の声をたくさん聴いて慣れよう」「ポジティブに捉えよう」と言われますが、嫌いなものを無理に好きになろうとするのは心理的な負担が大きすぎます。
当教室のレッスンでは、自分の声を「自分そのもの」として捉えるのを一度やめてもらい、「自分の身体という楽器から生まれる、一人の独立したキャラクター(アーティスト)」として客観視するよう指導しています。
・「私の声は高くてアニメっぽいから嫌い」
❌ 自分を否定している状態
⭕️「この楽器は『軽やかで通る声』というキャラクター特性を持っている。じゃあ、それを活かしてあいみょんを少し切なく歌うか、あるいはアニソンを圧倒的な武器にするか?」
声の特性を、自分の人格の欠点ではなく、単なる「楽器のスペック(仕様)」として捉え直すのです。この視点を持つだけで、生徒さんたちは一驚するほど憑き物が落ちたような笑顔になり、自分の声をどう活かすかという「プロデューサー目線」で前向きに歌えるようになります。
コンプレックスを解消し、自分の声を魅力的な楽器として育てるための日常的なトレーニングです。
自分の声を「上手く歌えているか」という視点ではなく、「今の楽器の状態はどうかな」という視点で、週に数回、10秒だけ適当なフレーズを録音して聴く習慣をつけます。
・ポイント: 批評(ジャッジ)をせず、ただ「あ、今日は少しハスキーだな」「今日は響きが前にあるな」と観察するだけに留めます。これを繰り返すと、脳の拒絶反応が消え、録音された声が「いつもの自分の声」として定着していきます。
自分の声を心地よいと感じる感覚(快感報酬)を脳に植え付けるワークです。
・練習法: 胸の前に両手を当て、自分を優しく抱きしめるような姿勢(リラックスした状態)で、自分が一番出しやすい低めの音で「ん〜〜〜」とハミングをします。
・ポイント: 胸の骨や頭の奥が心地よくジーンと振動している感覚をじんわりと味わってください。「声を出す=心地よい振動を体感すること」だと脳が再認識すると、発声に対する恐怖心が消え、声に自然な伸びとツヤが戻ってきます。
カラオケや発表会など、人前で歌うときに「変な声だと思われたらどうしよう」と不安になったときは、「聴き手は、あなたが思っているほどあなたの声を細かく審査していない」という事実を思い出してください。
人は他人の歌を聴くとき、声の成分そのもの(美声かどうか)よりも、「その人が楽しそうに歌っているか」「曲の世界観に没頭しているか」というエネルギーを無意識に受け取っています。
神戸・六甲道の教室でも、「緊張して声が震えそうなときこそ、声を良く見せようとするのをやめて、歌詞のストーリーを隣の人に伝えることだけに全神経を集中させて」とアドバイスしています。
意識のベクトルを「自分(声の不安)」から「外(曲の表現)」へ向けるだけで、喉の余計な締め付けが取れ、あなたの本来の魅力が詰まった一番良い声が勝手に溢れ出てくるようになります。
ギターリストがストラトキャスターやレスポールといった個性の違うギターを愛するように、あなたの声もまた、他の誰にも真似できない世界にたった一つの「楽器」です。ハイトーンが出ることや、一般的に言われる“美声”だけが正義ではありません。
・録音の声に違和感があるのは、脳が気導音に慣れていないだけ
・自分の声の特性を「楽器のスペック」として客観的にプロデュースする
・上手く見せようとせず、心地よい響きと曲の表現に集中する
自分の声の個性を認め、受け入れた瞬間から、あなたのボイストレーニングは驚くほど加速していきます。
「自分の声の強みがどこにあるのか分からない」「どうしても声を出すことにブロックがかかってしまう」という方は、ぜひ神戸・六甲道のボイストレーニング教室「HS DREAM」へお越しください。
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