90年代J-POPを完璧に歌う!高いキーを張り上げずに歌うための「ミックスボイス」再確認

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神戸・六甲道でボイストレーニング教室「HS DREAM」を運営している管理人です。

近年、スピッツやMr.Children、広瀬香美さん、B'zなど、90年代J-POPの名曲が世代を超えてリバイバルヒットしています。しかし、いざカラオケで歌おうとすると、「キーが高すぎてサビで喉が張り裂けそうになる」「地声で叫ぶように歌ってしまい、1曲で喉がガラガラになる」と絶望したことはありませんか?

先日も神戸市内のカラオケ店で当時のヒット曲を練習されていた40代の生徒さんから、「昔は出たはずのキーが出ない。あの頃のハイトーンを喉を痛めずに気持ちよく歌うにはどうすればいい?」という切実なご相談をいただきました。

高いキーを張り上げずに、地声のような力強さを保ったままスムーズに高音を出す技術――それこそが「ミックスボイス」です。今回は、90年代J-POP特有の“あの響き”を再現するための、ミックスボイスの基本と実践アプローチを再確認していきましょう。

1. なぜ90年代J-POPは「張り上げ」になりやすいのか?

90年代のJ-POPは、現代の楽曲(King GnuやOfficial髭男dismなど)に比べて、メロディの構造に大きな特徴があります。

現代の曲は地声と裏声を細かくスイッチする複雑なメロディが多いのに対し、90年代J-POPは「サビに向けてメロディがストレートにぐんぐん上昇し、最高音でロングトーンをキープする」という直球勝負の構成が主流です。

そのため、サビに入った瞬間にテンションが上がり、前半の地声の勢いのまま喉を締め付けて「張り上げ発声」になってしまいがちなのです。

カラオケで高音が出ない原因と自宅でできる改善方法はこちら

2. 講師が分析!90年代ハイトーンを再現する「呼気圧コントロール」

ここで、神戸・六甲道の当教室が多くのレッスン現場から導き出した、90年代J-POP攻略のための独自の指導アプローチをお伝えします。

巷のボイトレ解説では、ミックスボイスを出すために「声帯を閉じる(閉鎖)」ことばかりが強調されがちです。しかし、当教室が数多くの生徒さんを指導してきた経験上、90年代のストレートな高音ロングトーンで張り上げてしまう原因の9割は、声帯ではなく「息を吐く力(呼気圧)が強すぎること」にあります。

声のボリュームを「息の量」で変えない

90年代の曲をパワフルに歌おうとすると、どうしても肺から出す息の量を増やしてしまい、その強い息の圧力(呼気圧)に負けないよう、喉がギュッと締まってしまいます。

当教室のレッスンでは、高音サビに突入するときこそ、「あえて息の量を3割減らす」ように指導しています。息を減らし、代わりに頭蓋骨(響き)の空間を広げるイメージを持つことで、声帯に負担をかけずに、あの時代特有の「太くて突き抜けるハイトーン」が驚くほど楽に鳴り響くようになります。

3. 自宅でできる!息と声のバランスを整える「ミックス再確認」ワーク

喉の力みを抜き、最適な呼気圧でミックスボイスを掴むための2ステップ練習法です。

ステップ1:リップロールでの「音程跳躍」

唇をプルプルと震わせるリップロールで、低音から高音までスライドさせます。

チェックポイント: 高音に上がったときに、唇の震えが止まったり、急に激しくなったりしていませんか? 震えが最初から最後まで「一定のテンポ」を保てているなら、息の圧力が均一にコントロールできている証拠です。

ステップ2:【独自法】「内緒話の延長」発声

誰にも聞かれたくない秘密の話をするときのように、声を潜めて「ねえねえ」と発音します。その、喉が完全にリラックスして閉鎖だけが起きている状態のまま、声をツーンと鼻の奥へ響かせるようにして音程を上げていきます。これが、張り上げを完全にシャットアウトしたミックスボイスの原石です。

4. 90年代の名曲で実践するワンポイントアドバイス

実践の題材としておすすめなのが、スピッツの代表曲『空も飛べるはず』です。

サビの「♪君と出会った奇跡が〜」の「きせき」の部分で、一気にキーが跳ね上がります。
ここで声を張り上げてしまう人は、神戸・六甲道の教室でもよくアドバイスする「一歩後ろに下がる感覚」を意識してみてください。

声を前に押し出すのではなく、むしろ自分の頭の後ろの空間に響きを響かせる(声を引っ込める)ような意識で歌うと、呼気圧がセーブされ、草野マサムネさんのような透明感と芯を両立した美しいミックスボイスに変わります。

ロングトーンを安定させる練習方法とコツはこちら

5. まとめ:あの頃の輝きを、もう一度健康的な声で

90年代J-POPを完璧に歌いこなすカギは、力任せのハイトーンではなく、息と響きの絶妙なバランスが生み出すミックスボイスにあります。

・現代の曲とは違う「ストレートな高音」の構造を理解する
・サビこそ「息の量」をセーブして喉の負担を減らす
・声を前に押し出さず、後ろの空間に響かせる

「どうしてもサビになると力んでしまう」「自分の呼気圧が正しいのか分からない」という方は、ぜひ神戸・六甲道のボイストレーニング教室「HS DREAM」の体験レッスンにお越しください。あなたの息の量と声帯のバランスをプロの目で分析し、あの憧れのハイトーンを楽に出せるようサポートいたします!

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